top of page

ーホメオパシー療法とはー

人の体はパーツの集約ではなく、その中に生命エネルギーが流れているから働きがあり生きています。

解剖学をもとに構築された現代医学(西洋医学)は、どうしても物質(肉体・可視化できるもの)にとらわれがちです。

 

例えば胃が痛いといって病院へ行けば、検査の結果、胃潰瘍があるのが痛みの原因だと言われるでしょう。

しかし、肉体症状は原因ではなく結果です。胃酸過多と言われるかもしれませんが、それも結果です。

なぜ、自分の粘膜を溶かすほど胃酸を出してしまうのか?そこを探っていかなくてはなりません。

 

図書館へ行って、「家庭の医学」などで、病気の原因を調べてみてください。多くが「原因不明」です。

なぜなら、西洋医学では目に見えるものだけを探しているからです。

1960年代に入って、ハンス・セリエがストレス学説を発表し、その頃からやっと、

体と心は影響し合っているという事実が、新しいこととして世の中に広がり始めます。

私がホメオパシーに興味を持ったのは、人をホリスティックに全体(肉体、エネルギー)でとらえて

この根幹にある「生命エネルギー」に働きかけることができる療法だからです。

 

ホメオパシー療法は、ドイツ人医師、サミュエル・ハーネマン(1755-1849)が、生涯をかけて構築した自然療法です。

自然界に存在する、動物、植物、鉱物などを希釈・振盪させてつくった「レメディー」をとることで

本人がもつ自然治癒力を活性化させ、自力で病気を治すように導いていきます。

物質がほとんどない状態まで薄められていますので、妊婦さんでも赤ちゃんでも、誰にでも使うことができます。

 

この療法を学ぶようになって、私は今まで服用していた薬(胃薬、痛み止め)から解放されました。

薬から解放されて見て初めて、本来の自分の感覚を味わうことができているように思います。

病気は治すものではなく治るものです。

また、その病気の原因も意味も個々によって違いますので、ホメオパシーは個別性を非常に重視しています。

頭痛という症状でも、違うレメディーが選ばれるし、違う症状で同じレメディーになる場合もあります。

繰り返す症状(ホメオパシーでは慢性病という)は、自分が長い年月をかけて育ててきたものです。

生活習慣や、思考、感情のパターンなどによって生じた生命エネルギーの不自然な振動(バイブレーション・波動)によって、その結果が肉体や精神に自覚症状として表れてきているものです。

そこにある原因に気づき、自分で治るように導いていくには時間がかかります。

流行病や怪我など、一時的な皆が同じ原因によて生じる症状(ホメオパシーでは急性病という)の場合は

同種のレメディーをとることで、誰でも素早く改善することが可能です。

 

ホメオパシー療法による改善は、症状を取り除くのではなく、自己の不自然なパターンを根本から見直し

自分の力を使って改善していきますので、よくなった時にはとても気持ちがよく

それを繰り返していくことで、自己免疫はさらに活性化され、生き生きとした自分になります。

 

 

 

 

 

 

bottom of page